2025年シーズン、9月の木下グループ・ジャパン・オープンで世界ランキング22位のT・マハツ選手(チェコ)にストレート勝ちを収めるなど、目覚ましい活躍を見せた島袋将選手(有沢製作所所属)。
今後のさらなる活躍が期待される同選手より、メッセージをいただきました。
以下の動画より、ご覧いただけます。
———「恐怖心」や「緊張感」はどのように克服していますか?
アスリートに緊張感は付き物ですが、それはその瞬間の、その場面でしか味わえない特別なものです。だからこそ僕の場合は、その緊張感さえも「楽しむ」ことを意識しています。
もちろん恐怖心もありますが、そこから逃げずに正面から向き合うことが重要です。逃げるのは簡単ですが、立ち向かうのは容易ではありません。そうした厳しい場面こそ、逃げることなく挑み続ける。その姿勢を何より大切にしています。
———「孤独」や「責任」には、どのように向き合いますか?
テニスコートに立っている時間は、一人で戦わなければなりません。瞬間的な判断や決断は、全て自分に委ねられます。
しかし、普段のトレーニングに目を向ければ、コーチやトレーナーなど、支えてくれるチームの存在があります。「戦うのは一人でも、全てを一人で背負っているわけではない」。と思いながら、いつも試合に臨んでいますね。
もちろん、最終的に自分自身で決断を下さなければならない場面は訪れます。そんな時こそ、これまでやってきたことを信じて決断するようにしています。
———スランプはどのように乗り越えていますか?
2025年シーズンの前半は、本当に勝てない日々が続きました。6大会連続で初戦敗退を喫するなど、メンタル的にもどん底と言える時期を経験しましたね。
今振り返れば、そんな状況でも「目の前にある、自分にできることをやり続ける」ことが何より大切だったと感じています。ただ漠然と「いつかいい時が来る」と待っているだけでは、成長はありません。
たとえ結果に結び付かなくても、その時できることを全力でやり抜く。そうすれば、その努力は必ず次のステップへの糧になります。上半期は苦しみましたが、自分を信じて積み重ねてきたことが下半期の結果につながり、2025年は大きな成長を実感できる1年となりました。
