技術情報
当社の技術【形づくる】
織る・塗る・形づくる技術が実現した
“Dreams to Reality”
アリサワは「織る」「塗る」「形づくる」技術をさまざまな要素技術と結びつけることによって、「Dreams to Reality」を実現してきました。製品領域は情報通信分野を中心に、重電、スポーツ・レジャー、建築・土木、農業、医療、航空、宇宙など多彩な産業分野に広がり、素材開発から世界の技術革新に貢献しています。
アリサワはさらに付加価値の高い製品づくりをめざして技術革新に取り組み、「Dreams to Reality」を実現していきます。
形づくる最善の性能を発揮させるアリサワの成形技術が、
FRPに新しい可能性を産みだす。
織って塗工を施したプリプレグをさらに成形することで、用途に最適なFRP材料をつくることが可能になります。アリサワではその用途によって、熱と圧力を加えてFRPを成形するプレス成形、塗工を経ずに直接熱硬化性樹脂と組み合わせ、ガラス繊維などをワインディングしてパイプ状に成形するFW成形、連続的に引き抜いて成形する引抜成形などの機械成形技術を取り入れています。「素材となる材料を選択する」「各種熱硬化性樹脂を組み合わせる」「機械強度等を設計する」などの技術を駆使し、お客様の要望に合った形状、性能に形づくっています。こうして成形されたFRP材は軽量で扱い易く、耐蝕性や耐候性に優れ、機械的強度が高いのが特徴。航空機や宇宙機器の内装用材料、医療機器用材料、土木工事関連製品、電気絶縁材料、構造材料などに利用されています。たとえば、FW成形品はハイテクに欠かせない超純水製造設備、海水淡水化設備の材料として欠かせないものになっています。更に微細形状を形づくる技術により、3D立体表示用レンチキュラーレンズやプロジェクター用大型反射スクリーンなども各分野に提供しています。