技術情報
当社の技術【織る】
織る・塗る・形づくる技術が実現した
“Dreams to Reality”
アリサワは「織る」「塗る」「形づくる」技術をさまざまな要素技術と結びつけることによって、「Dreams to Reality」を実現してきました。製品領域は情報通信分野を中心に、重電、スポーツ・レジャー、建築・土木、農業、医療、航空、宇宙など多彩な産業分野に広がり、素材開発から世界の技術革新に貢献しています。
アリサワはさらに付加価値の高い製品づくりをめざして技術革新に取り組み、「Dreams to Reality」を実現していきます。
織る繊維の分析、織りの構成設計、織りの条件設定、
これらの技術を駆使し、あらゆる素材を“織る”に挑戦。
普通は綿糸や麻糸、絹糸を布に織ることを思い浮かべるでしょうが、アリサワで言う織るとはガラス繊維やアラミド繊維、炭素繊維などの最先端素材を織ること。その織り方も平織り、綾織り、繻子織り、絡み織りなどがあり、それぞれ特長のあるクロスに仕上がります。また、繊維を立体的に織った三次元織物を開発。建材やスキー用芯材として利用されています。アリサワでは、この織り工程で、「繊維を分折する」技術、「織りの構成を設計する」技術、そして「織りの条件を設定する」技術を駆使し、従来織りにくいと言われてきたあらゆる素材について、実績を積み重ねてきました。日本における新素材繊維の試織の大多数を手がけてきたことこそ、アリサワの技術の高さの証明です。そして、これらクロスに最大限の性能を発揮させる「処理」する技術も、繊維と樹脂を良く知っているアリサワだからできる独自のものです。織られたクロスやテープは、OA機器や自動車などの電気通信機器用プリント配線基板用、電気機器などの電気絶縁用、スポーツやアウトドア・レジャー用素材及び基材として、各分野に提供しています。